【知っておくべき住宅リフォーム費用のしくみと目安】 

今回は【知っておくべき住宅リフォーム費用のしくみと目安】についてです。

住まい全体をリフォームする人もいれば、予算に合わせてと部分的に行う人もいます。

工事範囲によって、費用は大きく違ってきます。

●工事費のしくみ

リフォームの工事費を構成する要素は、大きく材料費と施工費に分けられます。

材料費はキッチンやユニットバスなどの設備機器、フローリングやドアといった建具にかかる費用、施工費は人件費で、施工する職人さんにかかる費用です。

キッチンのリフォームを考えたとき、位置を変えずに機器交換のみを行えば、ほとんど内装費用はかからず、機器代と取り付け費程度ですみますが、壁付け式から対面式へとスタイルも変えるとなると、設備業者、電気業者、内装業者など入る職人も増え、費用もぐんと上がります。

また、施工費は同じ程度でも、選んだ素材や仕様によって工事費に差が生じることもあります。

例えば、システムキッチンの場合、同じサイズでも30～200万円ぐらいのものまで幅があります。

この差は、おもに材料費の違いから生まれます。

キャビネットの扉や天板(ワークトップ)の素材、水栓やコンロ、レンジフードのグレード、食器洗い乾燥機、浄水器といったオプションの有無など、さまざまな要素が費用に影響してきます。

このように工事費は、材料面でのグレードの違いと工事にかかる手間の両面から変動します。

予算オーバーなどでコストの調整をしたい時は、材料のグレードを変更したり、施工の手間や段取りを再度見直してみると良いでしょう。

●工事費の請求時期

リフォーム工事費は一度にまとめての請求にはなりません。

会社によって異なりますが、小規模リフォームでも着工前に2分の1程度を請求され、工事が完了してから残りの金額を請求されます。

大規模になると、契約時、着工時、竣工（工事の完了）後の3回程度になります。

工事の中間で 請求される場合もあり、その場合は4回になります)。

着工時や途中での請求は、調達する資材や材料費、職人さんへの支払いなどのため、いわば前金的な意味合いがあります。

～おもなリフォーム費用の目安～

・床暖房

12畳のリビングに電気式床暖房を設置・・・100～150蔓延

・トイレ

便器・便座を交換し、内装を一新・・・50～80万円

・浴室・洗面室

システムバスと洗面台を交換し、内装を一新・・・150～200万円

・LDK

キッチン交換とLDK30㎡程度の内装を一新・・・250～300万円

・内窓の設置

既存サッシ1箇所の内側に内窓 (2枚)を設置・・・7～10万円

・壁面収納

幅3.5m、天井まである収納を設置・・・50～100万円

・壁紙の張り替え

6畳の部屋の壁と天井のビニールクロスを張り替え・・・5～6万円

・床の張り替え

6畳の部屋のカーベットをフローリングに張り替え・・・10～15万円

・塗り壁にする

6畳の壁と天井を珪藻土で仕上げる・・・15～20万円

・全面リフォーム (一戸建て)

木造一戸建て（延床面積30坪程度)、耐震補強や断熱も含む・・・1,000～1,500万円

・全面リフォーム (マンション)

60～70㎡のマンションの全面リフォーム (間取り変更含む)・・・600～800万円

・外装

一戸建て（延床面積30坪程度）の家の屋根・外壁の張り替え・・・100～150万円

・耐震補強

木造一戸建て(床面積30坪程度）の耐震補強・・・130～150万円

・和室→洋室

6畳の和室を洋室に変え、収納も設置・・・70～100万円

※一戸建ては周囲環境、マンションは階数によっても多少金額が変わります。

愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。

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