【コストを抑える住宅リフォームのプランニング術】

今回は【コストを抑える住宅リフォームのプランニング術】についてです。


木造軸組み工法の場合、部屋数を増やす工事より、減らす工事のほうがコストアップになりがちです。


理由は、間仕切り壁をとり払って広い空間にする場合、耐震性を損なわないために梁を補強したり、構造体のバランスをくずさない位置に耐力壁を移動させるなど大がかりな工事が必要になる為です。


一方で、既存の耐力壁や柱を撤去せずに間仕切り壁を増やして新たに部屋をつくるリフォームは、壁の量が増えるだけなので工事自体は難しくなく、減らすより割安になるのです。


また、軸組み工法に限られますが、耐力壁の壁厚を利用して柱とすじかいのない部分にニッチ風の収納を設けるなど、コストをかけずに耐力壁をデザインに生かす方法もあります。



耐力壁の壁厚を利用して柱とすじかいのない部分にニッチ風の収納を設けた例



耐力壁は、構造上はずせないため、間仕切り壁のすじかいと柱を残した例です。


空間になじむよう、ゆるやかな仕切りや飾り棚に活用できます。



【耐力壁】


建物の重さなど垂直方向の荷重と、地震の横揺れや台風など建物に対して横から加わる力に対抗し、建物を支えるように設計された壁のことです。



【すじかい】


建物の強度を上げるため、柱と柱の間に斜めに交差させてとりつける部材で、耐震性を高める効果があり、一定の割合での使用が義務づけられています。



【下地】


仕上げ材を設置するための部材で、下地を施して耐久・断熱・透湿・遮音性を得る目的で、天井や壁には耐火性、水回りには耐水性の高い下地が使われます。



初期費用を抑えるために今はオープンでも、将来はドアをつけたいとか、ワンルームを2つの子ども部屋にしたいと考えている場合、そのための下地だけでも準備しておくのがおススメです。


下地を入れることのコストアップはそれほど大きいものではありません。


ゆくゆくは、収納や飾り棚などをつけたいという場合も同様です。


下地の準備をしておくと、次の工事が簡単になり、トータルコストが抑えられます。




愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。


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