【住まいのリフォームやメンテナンスで経験した住まいを長く綺麗に保つための注意点】

今回は【住まいのリフォームやメンテナンスで経験した住まいを長く綺麗に保つための注意点】についてです。



1)食器洗浄乾燥機には、やっぱり「メーカー指定専用洗剤」


比較的、一般的に採用されるようになったシステムキッチンに内蔵された「食器洗浄乾燥機」。


リフォームにおけるシステムキッチン交換でも、新たに設置される方も増えている人気アイテムです。


家事の時短だけでなく、実際には食器洗浄に使用される「水道代」も食洗器の方が少なくなるご家庭も多いとってもエコで便利な「食器洗浄乾燥機」ですが、


メンテナンスとしては、排水の詰まり漏水でお困りのお客様も多いです。


現在、毎日の生活で食洗器をご使用されているお客様は、一般的な「台所用洗剤」は食洗器で使用してはいけないことはご存知だと思います。


理由は、台所用洗剤は泡立ちが大きく調合されているので、間違って使用すると洗浄機の強い噴射で庫内が泡々の状態になり、この泡がノズルやセンサーに異常や故障を引き起こす原因となります。


そして修理担当者より、よく聞く「お話し」として、出来る限り「(食洗器の)製造メーカーの推奨洗剤」を使用して欲しいとのこと。



ディスカウントストアなどで販売されている安い商品を長く使用されている食洗器は、異常や故障が多いそうです。



2)入浴剤が、お風呂に与える影響



暖かい浴槽にのんびり浸かっていたい季節。


近年では様々な「入浴剤」が市販でも発売されており、毎日の疲労回復や保湿効果、そしてアロマ効果のある香りを入浴で楽しみたい方々も多いかと思います。


その入浴剤ですが、実際にお風呂を痛めてしまうことってあるのでしょうか?

よくある話として、浴槽内変色


変色の発生個所は浴槽内のお湯の上端の位置。


この水平位置に黒っぽい線の汚れが付着する!なんて経験をされたことがあるお客様も多いのではないでしょうか?


ちなみに、この水平線を「喫水線(きっすいせん)」なんて呼びます。


昨今では自動ガスボイラー(給湯器)の進化で、お湯はり量も毎日ほぼ同じ位置が満水位置。


特にフルオート機能の給湯器では自動湯はりをするので、一定の位置が喫水線となりやすいんです!


この喫水線に付着する汚れの成分は、実は一つではなく、石鹸カスの化学成分だったり、人の身体から発生する皮脂であったり、水アカであるケースもあります。

こちらの汚れは、各成分の汚れも一番厄介なのは汚れの層が何重にもなり固まってしまったときです。


お風呂用洗剤でも汚れが落ちず、ガシガシ磨くと浴槽の素材自体に傷をつけてしまい新たな汚れの原因にもなりかねません。


浴槽のお湯を翌日の洗濯水などにご使用されている方々は、定期的に喫水線位置の浴槽内のお掃除を入念にすることをおススメします!


この喫水線の位置の汚れや変色に入浴剤の成分が原因となっているってことはあるのかといいますと、見解はバラバラ。


ご使用されているお風呂メーカーの取り扱い説明書や入浴剤のご説明をお読みの上、ご判断下さい。

実は、入浴剤のご使用は浴槽よりも「給湯器(ボイラー)」に注意が必要です!


浴槽にお湯を供給しているボイラー(風呂窯)のコトです.


実際に、市販されている入浴剤の注意書きにも「浴槽やボイラー(給湯機器)に影響がない」や「全自動タイプ給湯機器は使用不可」なんて文言が記載されているケースも多いです.


ガス給湯器のホームページでは、実際にこう明記されています。


「ご使用できない、または注意が必要な入浴剤」


1.にごり湯系入浴剤


乳白色や白濁する入浴剤


2. 硫黄成分入りやソルト(塩)系入浴剤


温泉地などのお土産の湯の花タイプ


3.発砲系入浴剤


こちらは、泡が機器に影響や故障の原因をつくるのだそうです。


疑問の多い、お風呂の入浴剤はお風呂を傷めしまうのか?に関しては、浴槽よりも給湯機器の方に注意が必要だと言えます。


特に「お風呂の追い炊き機能」。


「追い炊き(おいだき)」とは、家族が入浴をしてぬるくなってしまったお湯を、ボタン一つで再びご指定の湯温まで温めてくれる便利機能!


実はご存知ない方も多いのですが、お風呂の追い炊き機能は「新しいお湯」が足されている機能ではありません。


皆さまが浸かっている浴槽内のお湯を配管を通して、一度給湯器まで戻して、加熱したお湯を再び浴槽に戻している作業をしています。


浴槽の中の丸い蓋の様な金物。


これが、追い炊き機能のお湯の出入り口となっているところです。


追い炊き機能とは、給湯器の金属成分に影響を及ぼす可能性のある入浴剤の成分を金属の追い炊き専用配管を通して、給湯器本体まで運び成分を加熱した状態で、さらに金属製の配管を経由して浴槽に戻しているのです。


実際に金属製の配管自体の劣化やサビの発生、さらに濁るタイプの入浴剤を継続的にご使用さえていた方の場合は、フィルターや配管内が詰まってしまう故障の発生頻度は高くなる傾向があるそうです。


疲労回復やリラックス効果も期待できるお風呂の入浴剤を使用される場合は、


1.お風呂、給湯器、入浴剤の注意事項に十分にご注意!


2.追い炊きの機能のご使用は、控えるか注意が必要!(フルオート給湯器の自動湯温設定はOFF)


3.浴槽も毎日お湯を抜いて簡単にお掃除をしてから就寝!


こんなご対応が良いかと思います!


愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。


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