今回は【祖父母の家を受け継ぐことに!リフォームか建替えかで悩んだ時のアドバイス】についてです。
建物の老朽化の度合いも大きな判断指標の一つですが、建替えや大規模なリフォームになると、費用は決して安くありません。
一般的に、リフォームの費用が建替え費用の7割以上かかるならば、建替えをおススメという目安はあります。
しかし、祖父母が住まわれた住宅の雰囲気や思い出を受け継ぎたいとお考えであれば、今までの住宅に新しいものを加える形でリフォームを行ってはいかがでしょうか?
古いものをきちんと残し、またそれに新しいものを加えながら、新旧ふたつの世界を統合して今までにない価値を創造する。
そういったリフォームができます。
思い切って新しくする場合も、1枚のドアなどを思い出として残すことは可能です。
リフォームする際に気を付けたいのは、部分リフォームの場合は新しくしたところと古いままのところとの差が目立つようになることです。
今までは気にならなかったのに、一部の壁が新しくなることで、急に古いところがみすぼらしく見えて、
「これなら全部直せばよかった」
「建替えてしまえばよかった」
と後悔することになりかねません。
新旧の対比がはっきり出てしまいそうな場所は、あらかじめそのことを念頭に、その部分はいじらない。あるいは、連続した面はすべて新しくする。
といったことも考慮する必要があります。
リフォームは、一カ所を新しくすれば、次はここをと、計画が広がることが少なくありません。
それまでは不便や汚れにも慣れてしまっていたものが、リフォームによって新しくすることの価値や楽しさが明確になるからです。
その意味でも、リフォームは、
当面の不具合を直す。
必要な空間を確保する。
というように短期的に考えるのではなく、10年20年後にどういう住まいにするかということも含めて、長期的に計画を練ることが必要です。
まず第1次としてここまで、次にこの部分を第2次リフォームで、というように計画を立てておけば、ここもやればよかったといった後悔も生まれず、工事の手間や費用にもムダが生まれません。
愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。
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