【採光と通風の向上】

リフォームを行う際、採光、通風を向上をしたいなら、開口部の変更は難しいため、計画段階において次のことを検討しましょう!


ポイント1:光を奥まで届かせる


既存間仕切壁の撤去、壁位置の変更などによって障害物をなくし、既存開口部から入る光を奥まで届きやすくしましょう。


既存開口部の形状や庇の影響などによる限界があるため、壁や天井を白く変えたり、間仕切壁を天井から離すことで、光を反射・拡散させて、より奥まで届かせる方法もあります。



ポイント2:風の通りをよくする


風通しをよくするには、壁などの障害物をなくし、素直な風の通り道をつくることが有効です。


その方法は前のポイント1に共通しますが、既存壁の撤去や壁の移動、壁をつくる時にも天井まで伸ばさずに上部に空気の流れる層をつくることが重要です。


風は室内に入るだけでなく、抜ける側の窓を決め、そこまでのルートをしっかり計画することが大切です。



ポイント3:換気をよくする


換気については、古い建物の場合24時間換気に対応していない場合が多く、換気能力を追加する必要があります。


外部に通じるスリーブが使える場合は 換気扇や全熱交換器などの追加導入で対応しましょう。


既存のスリーブでは開口面積が足りない場合は新たな給気口を追加します。


工事範囲は大きくなりますが、戸建の場合は吹抜けを設け、屋根面にトップライトを付けると光と風に対しては有効です。



※注意点


外部に抜くスリーブが必要となる場合には防水処理に十分な注意が必要です。


又、マンションの場合は新規スリーブの設置は難しいことが多いので気を付けましょう!


既存サッシの障子を給気付きに変更する方法もあります。




愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。


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