【東京都の太陽光パネル設置義務化。リフォームでも太陽光発電システムが需要増】

今回は【東京都の太陽光パネル設置義務化。リフォームでも太陽光発電システムが需要増】についてです。


ご存知の方も多いかと思いますが、東京都議会が条例の改正を発表した全国初の太陽光パネル設置義務化条例。


2030年までに温室効果ガスの排出量を半減させるカーボンハーフの実現を目的とされています。


こうした流れを受け、創エネシステムとして再注目をされている太陽光発電システム。



太陽光発電は、新築の話だと考えている方が多く感じられますが、実は、「今住んでいる家に太陽光パネルを後付けしたい」といった需要が増えています。


実際に、太陽光パネルのメーカー出荷量としては、既存の家に後付けで太陽光発電システムを設置する方々の方が多くなっているそうです。


太陽光パネルによる発電は、化石燃料に基づく熱エネルギー創出と違って、パネル製造時などは温室効果ガスの排出を招きますが、設置してしまえば温室効果ガスの排出はなく、ライフサイクル


で消費するガスを1年から3年で回収できるシステムとされています。


そんな魅力のある太陽光発電システムですが、近年の需要増の本当の理由は、各家庭の電気使用料金の高騰です。



ウクライナ情勢によりさらに石炭、天然液化ガス等の調達費用が高騰を継続しいます。


将来的に、現在、止めている原子力発電による発電を再稼働させても、直ぐに電気料金が元に戻ることは無いなんてことも・・・



~太陽光パネルの基礎知識~


太陽光パネルって名前は聞くけど、容量だったり、名称の意味がよくわからないという方に説明します。


日本全国で設置されている住宅用太陽光パネルの平均の発電量(パネル積載量)は4.4KW(キロワット)。


10kW未満の積載量を「家庭用」と呼んでいて、屋根のパネルで発電した電気は、各ご家庭が使用している電気に充当され、余った分は電力会社が「余剰買取」方式で有償で買い取ってくれます。


10kW以上の発電量になると「産業用」と呼ばれ、発電した電気は原則、全て電力会社が買い取る「全量買取」となっています。


キロワットは発電量の数値で、お客様のお住まいに設置したパネルの最大発電量を現した数値。


1枚が220W(ワット)発電するパネルを、屋根に20枚設置したら、220w×20枚=4400w。


つまり、合計で4.4KW(キロワット)搭載の太陽光発電システムという仕組み。



~注意点として~


実際の発電量はお客様の住まいの条件(陽当たり等)や天候などで変わる為、実際に発電した量を1時間あたりの発電量で「キロワットアワー」と表します。


新築時には、効率よく太陽光パネルを設置する目的で、屋根の形を設計しますが、リフォームの場合は、発電量を決めるパネルの数もお客様のご希望のキロワットの設置が出来ないことも少なくありません。



~よく聞く蓄電池との相性は?~


蓄電池の設置の魅力は、太陽光発電で創エネした電気を売電ではなく、夜や天気の悪い日に使用できることです。


普通に電気を電力会社から購入している場合は、売電する金額より高い金額で購入しています。


太陽光発電の電気は、出来る限り使いきって、高騰している電力会社からの購入を減らす。


これが蓄電池システムの魅力です。



愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。


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