【資産価値を上げるリノベーション。~玄関・リビング編~】 

今回は【資産価値を上げるリノベーション。~玄関・リビング編~】についてです。


借主さんの退去に伴い発生する原状回復工事。


このタイミングで、賃貸物件の資産価値を上げるリノベーションを施して、家賃を上げて利回りを上げてみませんか?


玄関


古い物件の玄関は、剥き出しのコンクリートが多いです。


そこに大理石調のフロアタイルを張ると高級感を演出できます。



広さにもよりますが、石目のタイル調に金目地を入れるのがおススメです。


また、物件タイプによってコンセプトを変えます。


男性が入居ターゲットであれば黒を基調にかっこよく、女性が入居ターゲットであれば白を基調にして清潔感を意識します。


玄関には安く付けられるモニター付きインターフォンを強くおススメします。


もともと呼び鈴がついているタイプの物件の場合、リフォームの際は100ボルト電源工事が必要です。


最近は呼び鈴タイプが少ないですが、もしモニターが付いていないインターフォンだったとしたら、モニター付きに交換したほうが 良いでしょう。


リビング


アクセントクロスは建具のある面に張ってしまうと、建具や窓が浮いてしまうので注意が必要です。



方法としては、まず世帯でコンセプトを決める必要があります。


極端な話、「漫画好きの人が住む」というコンセプトにするのなら、漫画を全面的に押し出すのも良いでしょう。


避けるべきなのは、いろいろなテイストを混ぜてしまうことです。


やるなら統一させなくてはなりません。


統一させられれば、特徴的なアニメのクロスを使っても強みになります。


いくつかのバリエーションをつくる場合は、部屋ごとでも階ごとでも良いでしょう。


どちらにせよ、世帯ではアジアン・ナチュラル・モダンなどのテイストは統一させる必要があります。


アクセントクロスも同じテイストのものから選びましょう。


アクセントクロスの失敗例は、人気のある商品すべてをゴチャ混ぜにしてしまい、全体のコンセプトから外れてしまうというものです。


いくら単体では人気があっても、それを集めすぎると逆にうっとうしさが増していきます。


あくまで「アクセント」なので、どこか1箇所が目立っているくらいでちょうど良いのです。


床はすべて同じ色で、フローリングではなく木目調のCF(クッションフロア)がおススメです。


フローリングよりもCF(クッションフロアー)のほうがおしゃれですし、価格も3~5分の1くらいです。


フローリングは傷がつきやすいので、黒にしても白にしても傷が目立ってしまいます。


最近は、CFの種類も増えていますが、メープル色の木目調が人気です。


さらにいうと、同じメープルのなかでも、狭い部屋は明るい色を選ぶことで部屋が広く感じられ、広い部屋は濃い色を選ぶことで高級感を演出できます。


又、デザイン性の高い照明を付けましょう。


既存の照明があったとしても、引っ掛けるシーリングタイプに交換します。


照明は1~2万円ですし、電球交換の手間もかかるわけですが、部屋の印象がぐっと変わりグレードアップします。


照明のデザインは、おしゃれなものであれば何でも良いです。


楽天市場やイケアで購入しても構いません。


物件のコンセプトに合ったものを選びましょう。


照明は自分で付けることもできなくはないのですが、他の物と一緒に業者へ依頼したほうがラクです。


選ぶのが難しい場合、「何かおススメの照明はありますか?」と聞けば、提案してくれるケースも多いです。



愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。


東海三県のリフォームはLINK・DECOにお任せください。