今回は【空室物件に入れるべき5つの設備と満室の秘策!】についてです。
まず、物件の設備を考える時に参考にしたいのが全国賃貸住宅新聞が毎年10月頃に発表している『人気設備ランキング』です。
ちなみに、2020年における『この設備がなければ決まらない』部門のランキング結果は以下のとおりです。
■単身者向け
1位「室内洗濯機置き場」
2位「テレビモニター付きインターフォン」
3位「インターネット無料」
4位「独立洗面台」
5位「洗浄 機能付き便座」
■ファミリー向け
1位「室内洗濯機置き場」
2位「独立洗面台」
3位「追い焚き機能」
4位「テレビモニター付きインターフォン」
5位「洗浄機能付き便座」
特徴的なのは、単身者向けもファミリー向けも絶対に必要な設備がほとんど同じという点です。
唯一の違いは、単身者はインターネット無料が必須で、ファミリーは浴室に追い焚き機能を求めていることです。
このランキングは参考になると思いますが、これらの設備がなくても「必ず相場より家賃を下げないと入居が決まらない」わけではありません。
重要なのは、周辺のライバル物件が「どのような設備を付けて募集しているか」だと思います。
同家賃で競合にはある設備が付いており、自分の物件になければ、ライバルにお客様が流れるのは当然です。
そのため、近隣のライバル物件の設備を調べることが重要になってきます。
一般的に絶対に入れるべき5つの設備が以下のアイテムになるようです。
1位「エアコン」
2位「インターネット無料」
3位「テレビモニター付きインターフォン、
4位「備え付けの照明」
5位「ガスコンロ」
エアコンは欠かせませんし、コロナ禍によりテレワークや大学のオンライン授業が当たり前になっているため、インターネット無料も必ず備え付けるようにします。
また、テレビモニター付きのインターフォンは防犯性の向上にもつながりますし、備え付けの照明があれば内覧時の印象が良くなります。
古いファミリータイプの物件では、ガスコンロもあったほうがベストです。
この時の注意点は必ず新品にすることです。
綺麗に磨いても、以前の入居者様が使っていたガスコンロは気持ち悪いですし、ホームセンターなどで2万円程度で新品が手に入るため、コストもリーズナブルです。
最後に満室を実現するための強力な秘策について触れておきます。
それは「ペット可」にすることです。
先程オススメした5つの設備と一緒に導入すれば、短期間で空室を埋める確率が相当高くなるそうです。
受け入れるペットは犬もしくは猫にして、犬なら小型犬程度にします。
最近では「ペット可」は本当に強力な対策になるようですから、繁忙期を見据えて、ぜひ実践してみてください。
愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。
東海三県のリフォームはLINK・DECOにお任せください。