今回は【大切な資産である家(不動産)をうまく売却するためのポイント】についてです。
相続問題で空き家になっている物件も年々増加しています。
マクロ視点からいえば、日本は人口が減り、世帯数が減少していくのですから、不動産価格は一部の人気エリアを除いて、値下がりの可能性が高くなります。
購入希望者のあるうちに売却しないと、時間が経つほど売りにくく、この情勢ではますます価格も下がっていくと思われます。
更に空き家が増えて、物件が選び放題になっている現状で売り損ねると、もう二度と買い手がつかないことも十分に考えられます。
安値で売る決断をするか?
売却することをあきらめて活用することを考えるか?
早い決断が必要です。
遅い判断は、物件の価値を毀損してしまうこともあります。
理想の売値で売るためには工夫が必要です。
「売るための工夫」をご紹介します。
この「売るための工夫」をするかしないかで、売れ行きや値段が大きく変わります。
①家財は片付ける
残置物があると、物件の内覧時に印象が悪いものです。
ましてゴミなどが残っていると、案内時に嫌な匂いや虫が湧いていたりして、大幅減額のネタになります。
玄関入口まわりにある、手入れのされていない植木鉢やプランターも片付けて、ポストポスティングばかりなら、郵便局に転送案内をして外しておきましょう。
②芳香剤などを要所に置いておく
空き家で換気が悪いと、嫌な臭いがこもりがちです。
キッチン、トイレ、風呂などの配管のあるところや、玄関やリビングなどにも、芳香剤を置いておくと、印象が良くなります。
③電灯をつけて明るくして、たくさん写真を撮っておく
売却を依頼する業者に渡せるように、データをコピーしておいてください。
最近の売買サイトは、たくさんの写真を掲載できるようになっていますので、写真の少ない物件より、写真の多い物件は有利になります。
④ホームステージングで高く売る
あまり聞きなれない言葉ですが、海外では売却するときに、部屋を家具や小物でモデルルームのようにして売却します。
それがホームステージングです。
日本では新築の住宅やマンションではよく見るのですが、アメリカなどでは中古住宅でも行なわれます。
このようにすると、内覧に来た方が住んだときのイメージが湧きやすく、販売価格もステージングでかけた費用を上回り、高く売れる傾向にあります。
日本でもますます増えてきています。
⑤電気は解約せずに使えるようにしておく
電灯だけはつくようにしておきます(電気代は使った分だけなので、費用負担は少なくできます)
暗い部屋を案内するより、数段印象が良くなります。
電気を止めてしまったなら、 大きな懐中電灯だけでも玄関に置いておきたいものです。
水道は、清掃など水が使えるほうがいいのですが、基本料金が必要で、特に公共下水のところは下水の基本料金もかかります。
負担が大きいので、空き家にするなら開管しておきましょう。
⑥内見の方用に、現地にキーボックスなどを設置
キーボックスはホームセンターなどで手軽に手に入れることができます。
不動産業者がすぐに案内できる状況にしておくほうがいいでしょう。
⑦売却は1社ではなく、複数の不動産業者に依頼
大手もいいですが、地元の駅前の不動産業者にも依頼するほうがいいでしょう。
売却情報は、多角的に広く拡散されるほうが売却可能性は高まります。
⑧物件自体にも売家の看板をあげておく
できれば、売主の電話番号を入れておくと、業者を通さず直接、問い合わせがあったりします。
お互い業者に仲介手数料を払わなくて済むので、費用が助かります。
ただし、この手法は不動産業者は嫌がりますので、状況によります。
⑨壊れたり、割れたり、破れたりしているところは修繕する
売却する物件にお金をかけたくないのはわかりますが、ガラスが割れていたり、壁に穴が空いていたり、床に穴が空いていたりすると、結局値切りのネタになります。
簡易でいいので、補修しておくほうが値落ちが少なくて済みます。
あまり手を入れなくても住めそうな印象のほうが売れやすいのです。
⑩庭木は思い切って切っておく
庭木は手入れがちゃんとされていれば、とても雰囲気のいいものですが、手入れをしなければみるみる茂って見苦しいです。
家まで暗く見せてしまいますので、もったいないようですが、あまり手入れする気がなければ、思い切って根元のほうから伐採しておくことをおすすめします。
⑪ご近所には挨拶しておく
長く空き家にして、業者だけが案内に来る程度の家は、ある意味、近所からすると良い印象ではありません。
「何かあればご連絡ください」と連絡先などを知らせておくだけでも、ご近所が内見に来ている人に対して悪い話はしなくなります。
⑫地元の顔や知り合いには、売却することを伝えておく
意外と地元でお家を持っている人でも、家族(親や子供)を近くに住まわせるために家を探している場合があります。
声をかけているだけで、買主が見つかったりします。
ローカルほど口コミが強いものです。
⑬境界を確定、実測面積を出しておく
費用はかかりますが、古い土地は、多くの場合、実際に道路の境界や隣地との境界ポイントを確定して測ってみると、登記上の土地面積より面積が多くなることがあります。
家屋調査士さんに依頼しても、測量してもらって面積が増えた分で費用を相殺できることが多いものです。
時に不動産業者などが購入者の場合、面積が確定した状態を好みますので、売りやすくなります。
土地に関して未確定要素もないので、値段も面積も増えて、売却価格がアップする可能性は高くなります。
以上のように「物件の印象を良くする工夫やコツ」を意識しながら、少しでも高い値段で売却することを狙いつつ、売れるために最低限のコストはかけることが大切です。
相続物件の場合は共有持分にしないのが原則です。
いざ売却時になっても、兄弟姉妹で揉めて売却できずに塩漬け空き家になることが結構あります。
相続時に不動産は一人名義人にして、売却後に相続人に金銭で分配するように話をつけておくことが、円満に実家を売る秘訣です。
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