【根拠のない「特別に安く」の代償。外壁塗装で手抜きが起こる原因】

今回は【根拠のない「特別に安く」の代償。外壁塗装で手抜きが起こる原因】についてです。


外壁塗装手抜きをするつもりがあればいくらでも手が抜けます。


手抜きをしたかどうかが工事が終わった直後には分かりづらく、数ヶ月から数年経って初めて分かるからです。


木部や屋根は塗料の剥がれやホコリを丁寧に落としてから塗らなければ綺麗に仕上がりませんが、この手間を省いたり、


仕上げ塗料1回しか塗らなかったり、見積書とは違う安価な塗料を使ったりといった具合に手の抜き方はいくらでもあります。


また、お客様がいくら性能の良い塗料を選んだところで業者がそれを薄塗りするのであれば、塗料本来の性能は発揮されません。


ウレタンやシリコンで塗っても5年程度で 防止機能が切れてしまい塗り替えが必要になることも決して珍しくないのです。


だから、まずは誠実信頼できる施工業者を選ぶところから工事は始まります。


「値引きを要求したら営業の人が良い人で20万円も引いてくれた」という話をよく聞きますが、これも危険です。


「塗料のグレードを下げるから金額が安くなります」と安くなる根拠を説明してくれる業者なら信頼できますが、仕様はそのままで大幅な値引きをする業者は決して信用してはいけません。


確実に言えることですが、業者はどんなことがあっても利益だけは確保しようとします。


だから値引いてくれた分だけ気付かれな いところで材料手間減らされているのです。


最も大切なことですが、適切な塗料を使って適切な施工をするためには、適切価格が必要です。


この3つが揃わない限り完成度の高い工事が成立することはありません。


お客様からの値引きの要求に応じて、ほとんど不可能と思われる金額で見積りを出す業者もいますが、これでは工事の質落ちるのも当然です。


必要以上に値引きを要求する人は結局損をしてしまうのです。


また、


「色をこの中からお選び頂けば、お宅だけ特別工事費半額にします」


近所の足場をそのまま使うので、お宅だけ特別に足場代は無料です」


今月中であれば、お宅だけ特別に安くします」


はっきりと断言できますが、こういった「お宅だけ」という言葉は全て契約を取るための「」なので、このような不誠実な営業をする業者も信用してはいけません。


これは特別に安いわけではなく、特別に高い金額から値引いているだけです。


値段だけで業者を選ぶ人も結局損をしてしまうのです。


「大丈夫です」


「安くします」


の連発で、


「絶対剥がれません」


「絶対汚れません」


「10年保証です」


など、良いことづくめのことしか言わない業者も信用しない方がいいと思います。



愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。


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