今回は【後悔しないために!外壁塗装で使う塗料の選び方と下塗りの重要性】についてです。
セラミック塗料と似たような原理で汚れを付きにくくする「光触媒塗料」というものもあります。
これは太陽の光によって親水塗膜を生み出す仕組みで、とても高い防汚効果があります。
しかし太陽の光が当たりにくい箇所ではその効果もあまり期待できないため、建物の北面と南面で汚れ具合に極端に差が出る場合がありまず。
その他にも特殊な性能を加えた塗料も開発されています。
例えば「遮熱塗料」です。
太陽の日差しを反射し屋根の温度上昇を抑える効果があります。
場合によっては屋根の表面温度が10℃以上下がり、室内も涼しくなることがありますが、過度の期待は禁物です。
室内の温度変化は、屋根や外壁以外にも窓の大きさや断熱材の種類などにも影響を受けるので、全ての家で同じ遮熱効果を得られるとは限らないのです。
大体の塗料選びの基準がお分かり頂けたと思います。
1 耐久性
2 価格
3 環境適応性
4 防汚性
この4つのバランスを考えながら塗料を選ぶことが大切です。
例えばランニングコストを考えて「耐久性」を重視する。
予算が限られているから「価格の安さ」を重視する。
子供が小さいから「環境適応性」を重視する。
外観を綺麗に保つために「汚れの付きにくさ」を重視する。
こういった具合です。
塗料メーカーも塗料の種類もたくさんありますので、基礎知識を踏まえた上で、施工業者の話しを聞いてみて下さい。
あと注意すべきは下塗りです。
外壁や屋根を塗る時には下塗りをします。
この上に仕上げ用塗料を通常2回塗って仕上げます。
下地用塗料で使うのが「シーラー」です。
これを下地に隠い込ませることによって表面を固めて、上塗りの密着を良くします。
下塗り塗料は種類によってさほど値段も変わりませんが、下地と仕上げ塗料双方との適応性を同時に考えて選ばなくてはいけません。
最近主流になっているサイディング壁の場合は工法や種類によって選ぶべき塗料が違ってくるので、
外壁の目立たない場所で試し塗りをして、塗料の密着度合いを事前に調べなければならない場合もあります。
施工業者に問題ないか確認しましょう!
愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。
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