今回は【施主支給をする場合の3つの成功ポイント】についてです。
材料や設備,インテリアパーツを自分で注文して取り寄せることを施主支給といいます。
工務店を通して購入する際の手間賃をカットできたり、インターネットで値段を比較できるためコストダウンに効果的です。
スムーズに施主支給するためには、設計者や工務店との綿密な打ち合わせが不可欠です。
どれだけの数量で注文するのか、いつ誰が受け取って検品するのかなどチェック項目は多岐にわたります。
これらが欠けて工事がストップすると、コストダウンにならなくなるので注意しましょう。
施主支給したものに不具合があったら、工務店ではなく販売店に直接問い合わせをするようにしましょう。
輸入品を買うときは、国内に代理店があるメーカーを選ぶと安心です。
『施主支給をする場合の3つの成功ポイント』
・納期や工程の管理をしっかりと行いましょう。
・必要な部品や発注書の内容を必ず確認し、施工業者とすり合わせをしましょう。
・輸入品は、国内代理店があるメーカーのものを選びましょう。
~施主支給で中間マージンをカットする具体例~
・置き畳

ホームセンターで入手可能です。
1枚3000円ほど。
部屋の面積にサイズを合わせる場合、大工さんに周囲を板張りにしてもらう方法があります。
・照明

気をつけたいのはコードやソケットなど出火のおそれのあるパーツです。
国内の安全基準 「PSEマーク」の有無を必ずチェックしましょう。
・トイレ、洗面台、水栓金具

発注や検品が難しいので設計者や工務店によ<相談をしましょう。
部品の不足や重複がないよう、注文書の「一式」に含まれるものを確認しましょう。
・建具

枠、ハンドル、蝶番などパーツに不足がないか?
また、輸入建具でホルムアルデヒド等級がない場合、接着剤の有害物質がないか確認しましょう。
・建材

フローリングなどの木材は数量を決めるのが難しいです。
木材の反りや節の入り方など、素材の質もプロに見てもらったほうが安心です。
・システムキッチン、ユニットバス



