【大地震に備えて。防災のためのリフォーム】

今回は【大地震に備えて。防災のためのリフォーム】についてです。


2011年3月11日


東北地方を中心に未曽有の被害を引き起こした「東日本大震災」。


あれから10年の月日が経ちました。


東日本大震災のあった2011年以降だけでも多くの怪我人や死亡者、「家屋被害」をもたらした「大きな地震」が数多く発生しています。


2011年 長野県中部 震度5強 家屋被害約 7,000件


2013年 淡路島付近 震度5強 家屋被害約 8,500件


2014年 茨城県南部 震度5  家屋被害約 1,200件


2014年 長野県北部 震度5強 家屋被害約 1,900件


2016年 熊本県   震度7  家屋被害約206,000件


2016年 鳥取県   震度6  家屋被害約 16,000件


2018年 大阪北部  震度6  家屋被害約 62,000件


2018年 北海道   震度7  家屋被害約 16,000件


2019年 山形県   震度6強 家屋被害約 1,700件



そして、「首都圏直下型大地震」も「30年以内」に約「70%の確率」で発生するといわれています。



そこで、「防災のためのリフォーム」って、どんな工事があるのかをご紹介します。


1.「耐震性能向上リフォーム


現在と違い「住宅の耐震性能」なんて誰も気にしていなかった時代に建築された家にお住まいの方におススメしているリフォームです。


昭和56年(1981年)」が判断基準です。


おおよそ今から40年前です。


現在、皆さまがお住まいになられている家(建築物)は、全ての建物が「建築基準法」の決まりに乗っ取って建てられているんです。


その建築基準法の中の「住まいの建築に求める耐震性能をより向上」させた時期(改定)が「昭和56年」です。


40年以上前に建てた建物については検討してみましょう!



2.「キッチンメーカーのカップボード工事


ご存知でしたか?


最近の注文住宅建築では、家具販売店ではなくキッチンメーカーに用意されている食器棚(カップボード)を採用される方が多いです。


実は、キッチンメーカーの食器棚(カップボード)は「建築工事」なんです。

皆様がご使用されている食器棚は、いわゆる「床置き」の設置方法に対し


キッチンメーカーのカップボードは、工事職人により背後の壁にビスで「固定設置」しています。


大きな地震で怪我をしたり、お年寄りや小さな子供たちが亡くなられてしまう原因の一つが、倒壊した家具などの下敷き事故なんです。


また、危険な建物(家)からの脱出経路を倒壊した家具に塞がれてしまう危険もあります。


食器棚を専用ビスで強固に建築物に固定するカップボードは、皆さまがホームセンターで購入されている「つっかえ棒」よりも、より地震での家具倒壊の危険を減少することが出来ます。


各扉に「耐震ラッチ」のご用意もあり、安心、安全です。


3.「防犯ガラス

今、お使いの窓(サッシ)の部屋側に、更にもう一台のサッシを取り付ける人気のリフォームです。


2枚のガラスの間に透明の樹脂シートを埋め込むことで、窓の美しさや透明さを損なわず、窓ガラスが割れずらく、またもし割れてしまっても飛散しない仕組みとなっています。

防犯ガラスは、地震だけでなく家事や昨今巨大化している地震同様の大きな被害を生む台風対策、そして窓から侵入者の危険も減少させます。


4.「火災への備えとしての外装リフォーム


地震による家屋の被害は揺れだけではないんですね。


外壁や屋根は、住まいを太陽光や雨や風などからだけでなく、火災からも守る力が必要です。


そこで、耐火性・耐熱性の強い金属製の外装で、大切な資産でもある住まいや家族を守る家にリフォーム。

金属製のサイディング材」と「金属製の屋根材」を使用したカバー工法リフォームの施工例


現在使用している外壁材の上に覆う(カバー)するように新たにサイディング材を施すリフォーム。


既存の壁を解体撤去する必要が無いので、リフォーム費用の抑制にもなります。


また、採用される外壁材や屋根材は、金属板の中にウレタン断熱が充填された金属サイディング。


軽量の金属製を採用することで、家全体へ掛かる自重負担も軽減できるメリットに加え、家自体の断熱性や防音性が向上するおススメのリフォームです。


防災のためのリフォーム。


この機会に、ご検討してみてはいかがですか?



愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。


東海三県のリフォームはLINK・DECOにお任せください。