【家庭内の事故。年間死者数は交通事故死よりも多い!予防する為の住まいのバリアフリー化】

今回は【家庭内の事故。年間死者数は交通事故死よりも多い!予防する為の住まいのバリアフリー化】についてです。


少子・高齢化社会の現代において、バリアフリーの必要性はますます高まっています。


国勢調査によると、現在すでに3世帯に1世帯が「高齢者が暮らす住宅」という統計が出ています。


さらに、そのうちの5割が一人暮らしや夫婦のみで暮らす世帯といわれています。


新築、リフォームいずれにしても、これからの住宅は高齢者が住むことを前提に【バリアフリー】を考える必要があります。


実際にバリアフリーリフォームの施工件数は年々増加しています。


毎日過ごす家は、安心して暮らせるようにしたいものです。


しかし、家庭内の事故は意外と多く、なんと年間死者数は交通事故死よりも多いのです!


バリアフリーリフォームの動機としては、若い世代では同居している家族のために必要になった場合が多いのですが、50代以上では、自分自身の今後を考えてリフォームを実施する傾向にあります。


大きな障害が無くても、誰でも身体の衰えは進行します。


将来の必要性を見据えて、住まいのバリアフリー化を検討しましょう!



バリアフリーリフォーム施工箇所と実施のタイミング


バリアフリーリフォームの主な実施箇所としては、一戸建て・マンションともにお風呂・トイレ・廊下が多く、その内容として多いのは「手すりの設置」「段差解消」「廊下幅などの拡張」となっています。


これからバリアフリー対応をご検討の方にとって、リフォームのタイミングに悩まれる方も多いようです。


必要になってから実施すればよいと思いがちですが、バリアフリー化することで家庭内の事故を未然に防ぐことができるので、今後数十年先の暮らしを見据え「備えておく」ことが大切です。



バリアフリー基本工事についてご紹介します!


・手すりの設置

移動の際の転倒防止や、つかまり立ちができるよう、手すりの設置を行いましょう。


手すり設置は比較的簡単にできるバリアフリーリフォームです。


主な設置場所は、トイレや浴室、玄関、廊下などです。


取り付ける場所によって、手すりの形状や施工方法、かかる費用も異なります。


・段差解消

つまづきによる転倒防止や、車いすでの移動を容易にできるよう、段差を解消しましょう。


台車やベビーカーなどの出入りも楽になります。


具体的には、敷居を低くしたり、床のかさ上げやスロープを設置することで各室間の床の段差や、玄関から道路までの通路等の段差を解消します。


・廊下幅などの拡張

廊下は、車いすでの移動や、後に手すりなどを付けることを考慮して、十分な幅を確保しましょう。


廊下幅を広げるには、隣接する部屋の間取りを変更することになり、壁を解体しなければならないので費用がかさみます。


隣接する部屋の状態によっても難易度が異なるので、かかる費用は工事内容によって大きく変わってきます。



愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。


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