【梅雨のシーズン前に。やっておきたい屋根のリフォーム】

もうすぐ5月。


6月になると梅雨のシーズンがやってきます。


そこで心配なのが雨漏れ。


ご自宅の屋根は大丈夫ですか?


だいじょうぶですか前にやっておきたい屋根リフォーム工事。



今回は【梅雨のシーズン前に。やっておきたい屋根のリフォーム】についてです。



屋根の材料についてですが、「瓦」「スレート」などがあります。


「私の家の屋根って何で出来てるの?」なんて普段は気にされない方が多いと思います。


代表的なものが、日本古来の建築様式でも採用されてきた瓦屋根。


一般的な瓦は、自然の粘土(ねんど)を一定の形に成形して、1000度を超える熱の窯で焼いた屋根の仕上げ材の総称。


日本建築では、西暦588年に仏教とともに百済(現在の朝鮮)から伝来したとされています。


現代の建築では、「自然の粘土」を素材にしたモノだけでなく、ガルバニウム鋼板などが用いられた金属瓦や「セメント」に顔料(塗料)を練り込んで固められたセメント瓦なども使用されています。


昨今の建築で多く用いられている「スレート瓦」とは、超硬度のセメントに更に強度を向上させる繊維系素材を混ぜ、薄く裂いて板状にした屋根の仕上げ材です。


一般的なスレート瓦は、なんと1センチにも満たない厚みなんです。



ちなみに屋根職人さんは「コロニアル」とか「カラーベスト」なんて呼び方をされる方も多いのですが、こちらは「屋根材の大手メーカーであるケイミュー社」の商品名のことです。


本瓦と比較すると安価であることやスッキリとした見た目、豊富なカラーリングで、現代デザインの住まいに良く似合う一品の為、新築の住宅に適しています。


では、近年の戸建住宅の建築でも、「瓦」ってまだ使われているのか?


実は、日本全国の住宅建築の統計では


1.粘土瓦 約40%


2.金属屋根 約30%


3.スレート(瓦) 約28%


実は日本建築伝統の屋根の仕上げ材である「瓦」が、まだまだ数多くの住宅建築で採用されています。


但し、イメージとしては、首都圏などのエリアではスレート瓦が採用され、それ以外のエリアで本瓦が採用されている感じです。



「瓦」は定期的に塗装メンテナンスが必要となる「スレート(瓦)」や「鋼製の屋根材」と比較して「フリーメンテナンス」と思われている方々も多いです。


寿命としては、50年とも100年とも言われおりますが、瓦(棟瓦)を固定している「漆喰」の劣化や昨今の大型台風による破損やズレや歪みのトラブルは、発生してくるもので、


実際には瓦屋根の下に施工されている防水ルーフィングの寿命は、約20年と言われています。


だから当然、定期的なメンテナンスは必要とされます。


逆に多くの方々にメンテナンスフリーと思われていることによって、「雨漏り」が発生するまで、屋根の不具合に気付かない方が多いです。


梅雨や大型台風の時期を前に、一度、ご自宅の屋根を確認してみましょう!



愛知県一宮市を拠点に、愛知・岐阜・三重のエリアで塗装や内装、水回りのリフォーム、原状回復工事を承っています。


東海三県のリフォームはLINK・DECOにお任せください。